やさしいきもち
この絵本の挿絵1枚ずつ
それぞれオーナーさんがいます。
この絵本は、挿し絵をNFT(デジタルデータの所有権を証明する技術)にして、ページオーナーになる権利を販売した資金と、予約販売クラウドファンディングのご支援で制作することができました。
たくさんの やさしいきもち をありがとうございます。
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やさしいきもち プロジェクト
「やさしいきもち」から生まれる新しい絵本制作の物語。
絵本の製作工程で使われた『原版』を販売し、新しい絵本制作の形を目指す
やさしいきもちを繋ぐ
大和印刷紙工㍿さんとzukoushitu さんコラボ企画
ブックカバー表紙NFTオークションを開催しました。
オーナー様へ
世界に1つ 印刷に使用した原版を特製木工フレームに入れてお届け
販売資金の一部を次の作家さんへ制作費として寄付します。
コラボ企画から誕生したZUKOUSHITUさんのアイデア商品「思わず欲しくなる原版フレーム」
メディア掲載
PRタイムズ
印刷業界雑誌
洛タイ新報
大和印刷紙工㍿さん の思い
絵本は、アルミ版『原版』を用いたオフセット印刷が主流です。
印刷の要である『原版』は、印刷が終わると廃棄(orリサイクル)されています。
世に出るのは、完成品の絵本だけ。
しかし、『原版』なしでは絵本を完成させることはできません。
この『原版』は、絵本印刷に不可欠で、世界にたった1つのもの。
これまで完成品の絵本に注目が集まっていましたが、なぜ唯一無二の『原版』には注目が集まらないのだろう?
『原版』にも、きっと価値がある。
この価値が伝われば、絵本制作の形を変えられるのでは?と考えました。
絵本が皆さんの手に届くまでには、何十時間、何百時間もかけて物語を考え、絵を描き、幾度となく手直しがなされ、印刷・製本の過程を通じて絵本は遂に出来上がります。
その後、書店などに並べられて、皆さんの手元に届く。
この過程の中で、作者はたくさんの想いを込め、その作者の想いを形にするために、印刷会社は紙に想いを込めて印刷する。
絵本完成までの道のりは長く時間もかかります。
つまり、お金もかかります。
絵本販売では、絵本が実際に売れてお金に変わるまでに莫大な費用を立て替える必要があります。
絵本を描きたい!絵本を創って想いを届けたい!
そう思っても、制作費用がネックとなり、絵本制作から遠ざかってしまうクリエイターの方もいたと思います。
でも、もし絵本販売だけでなく、『原版』販売でも収益を上げることができたら?
もし『原版』販売の収益を次の自分の絵本、そして、他の作家さんの絵本制作へと繋げるこ
とができたら?
そうすれば、絵本制作にかかる費用が削減され、絵本制作がより身近になる。
1人で絵本制作をするのではなく、印刷会社も協力してみんなで支え合って絵本制作ができれば、絵本制作がより容易になるのではないか。
『原版』には価値がある。
この価値を共感でき、共有できれば、これまでの絵本制作の形を新たな形に変え、絵本制作に挑戦しやすい文化・環境を生み出せると思います。
そして、『原版』で得た収益を1人で留めることなく、みんなで分かち合えれば、子どもたちのために新しい絵本を生み出し続ける絵本制作の新しい形が創れるのではないでしょうか。
この新しい絵本制作の形を実現したくて、今回、TMAえほん「やさしいきもち」の『原版』の販売をすることを決めました。
TMAえほん「やさしいきもち」は、TheMafiaAnimalsのコミュニティ内のプロジェクトから生まれました。
たくさんの仲間たちの想いや応援を受けて、1年以上かけて完成した絵本。そして、この絵本の顔となるブックカバーの『原版』を彩るには、長い間、TMAコミュニティを木工アートで盛り上げてきたZUKOUSHITUオーナー・ハジポンさん の木製フレームしかないと考えました。
ZUKOUSHITUさんの想いが込められた木製フレームが『原版』を更に魅力的に彩ってくれています。
この木製フレームは、貴重な原版を優しい木の素材・質感だけでなく、光の三原色を用いて変化するライトによって彩ってくれています。
Web3絵本作家・えみさん × 大和印刷紙工㍿ × ZUKOUSHITUのコラボによって、
世界で1枚の『原版』を彩り、『原版』から生まれる新しい絵本制作の形を生み出していきたいと考えています。